間違いだらけの物件探し
17/01/2026 04:55 — カテゴリ: コラム
不動産購入をこれからしようと思っている方、最近見始めた方のために
本日は不動産の探し方について重要と思われる点を書いてみたいと思います。
探しはじめのお客様に希望条件を聞くと、多くの場合東京の〇〇区で探しているとか、
〇〇線沿線で〇〇万円くらいでといった感じの答えが返ってきます。
私が不動産業を始めたばかりのころ、このお客様の希望する条件にあう物件を一生懸命探しました。なかなか希望に合う物件が見つからず、数か月後にそのお客様に電話すると、もう決まりましたとの返答が。
購入した物件の詳細を聞くと当初伺っていた条件とは全く違うエリアで予算も大幅に高い物件を購入していました。
これはどういうことか??
自分の希望条件や考え方は見ていくうちに変わっていくということもありますが、
もっと重要な真実がここには隠れています。
それは何かというと
人は物を購入するときに理屈で決めているのではないということです。
皆さんにも経験はないですか?
もともと購入しようと思っていたものを見にいったのに、全く違うものを
購入していたという経験。
大概、そのようなときには何かに心が動かされています。
説明の上手な営業マンや販売員の説明を聞いているうちに
自分が思っていた考え方が違っていることに気付かされたり、なんとなくその説明が自分の心の琴線にふれて感情が高まったり、探していたものが何なのかがはっきり見えたり
自分の価値観が違うものに変換されたり等々。
ぱっと見てものすごく気にいってしまい迷わず買ってしまうという衝動買いも
同じです。そのときは心が揺さぶられているわけです。
人は気持ちの高ぶりが生じたときに購入の意思を決めます。
これ以上この話をしていくと、『引き寄せの〇〇』といったスピリチュアルな話にも展開しかねないので話をもどしますが、
つまり最初に掲げた希望条件というものは家探しの要素の一つに過ぎないということです。逆に希望するポイントがすべて満たしていたとしても、購入したいという気持ち
になるとは限りません。
最初に希望条件を固めて動きましょうという営業マンもいるかもしれませんが
私は今まで多くのお客様を接客し、自らも何度か不動産を購入した経験からいえるのは
細かい希望条件を最初に決める必要はないということです。
誤解のないように補足しますが、ある程度の資金計画は最初に決める必要はあります。
ここでいう希望条件とは、〇〇平米、〇LDK、築〇年、〇〇万円、新耐震物件、住宅ローン控除使える物件、〇〇小学区、駅〇〇分、南向きなどの細かい条件です。
希望条件が定まらないからなかなか決まらないと思っていませんか?
私は希望条件を細かく決めれば決めるほど購入から遠ざかっていくとさえ思っています。
むしろ希望条件を固める前に、そもそも何故自分は家を欲しいと思っているのか。
何故家を購入する必要があるのか。賃貸ではだめなのか。といった根本の部分を
自分に問い正してみるほうが大事だと思います。
そうすると、自然に自分が重視したいポイントが何なのかがぼんやり見えてきます。
この『ぼんやり』がいいんです。
最初のうちは重視したいポイントは心の片隅にとどめるおく程度にしてあまり固執
しないことがむしろ重要です。
この感覚って結婚相手を探すのに近いかもしれません。
先ほどの根本の部分を置き換えてみます。
何故自分は家がほしいのか→何故自分は結婚したいのか
何故家を購入する必要があるのか→なぜ結婚する必要があるのか
賃貸ではダメなのか→独身ではだめなのか
どうですか、なんとなくさっきよりも理解が深まった感じしませんか?
不動産購入は縁ものといわれる理由はここにあります。
では具体的にどういう動きをするのが良いかというと、
月並みですが、少しでも気になる物件は内見することです。
(少しでも気になる人がいたら会ってみることです)
そして、不動産業者にいろいろ聞いてみることです。
その動きが、物件の見る目を養いますし、色々な営業マンの接客から
不動産購入の考え方や何が正しくて、間違っているのか、仮に正しいとされていることでも自分の価値観や考え方にはあてはまらないことなどがわかってきます。
物件を見ることを仕事にしている私でも、実際見て思った以上に良い物件だった
(または、逆もあります)なんてことは結構あります。
図面からだけでは読みとれないことが現地には沢山あります。
売り込まれるのではないかなどは気にせずに気軽に内見してみましょう!
当社は基本、売り込みしないので、ご安心ください。
物件の良い面・悪い面・予想される懸念点などをお客様目線で説明させて頂きます。
業者選びに迷っていたら、一度連絡してみてください。