3000万円控除の申告ミス

18/01/2026 01:02 — カテゴリ: コラム

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住んでいる自治体から1通の封書が送られてきました。

何か嫌な予感がして恐る恐る封を開けると、そこには督促状付きの税金の納付書が

入っていました。納付書をみて呆然、その後心臓の鼓動が激しくなってきました。


しかも金曜日の夜だったので、月曜日まで確認が出来ないので、精神衛生上

良くないことこの上ないわけで。税額はとりあえず払っておけという金額ではない。


実は昨年住んでいたマンションを売却したので、今年は所得税の3000万円控除の申告を

していたのです。いつもお客様には控除の説明などをしていましたが、実際自分で

申告書を作成したのは初めてです。


窓口に行って聞きながらやろうと思っていたのですが、コロナの影響もあって予約しないといけないし、込み合っているだろうから、郵送で行ったのですがこれが間違いの始まりでした。


売却して利益が出ると、所得税・住民税がかかるのですが、自宅の売却については

特例で申告すれば、利益は3000万円までは控除してくれ、税金がかからないという

ものです。(申告はしないと控除は受けられません)


何故申告したのに、税金がくるのか?

控除の条件を満たしていない落とし穴があったのか?

申告しないほうがよかったか?

など、頭のなかに嵐が吹き荒れていました。


翌日、冷静になって申告書の控えを見てみると、すぐに事態が呑み込めました。

申告書と一緒に提出する譲渡所得の内訳書に売却した金額や取得した金額、かかった経費などを記載するのですが、肝心な特別控除額が抜けていました。つまり譲渡所得にそのまま税率を計算した金額を申告納税額として記載していたわけです。


何のことはない、自己申告した納税額がそのまま、納付書に記載されていたわけです。



週明けすぐに税務署に電話してアポをとり再度申告書を出し直して事なきを

えました。申告内容の更生請求という手続きです。(訂正によって税額が減る場合

更正というらしいです)逆に増える場合は修正というらしいです。


税務書にいくと親切に記入の仕方を教えて頂き、言われるままに記入して出来上がりでした。


今回の間違いで思ったことは、申告すると内容に不備や、金額の計算に間違いがないかなどを税務署の人はチェックしておかしなことがあれば、連絡をくれるのかと

思っていましたが、申告したとおり処理されて、機械的に課税がされるということ。


問題があれば、納税者から連絡があるだろうという考えですね。

特例適用の条文も記載しているので、3000万円控除を使いたいから申告しているということは税務署もわかっているわけですが。。


更生請求をして一安心していましたら、後日今度は品川区の税務課から住民税の納付書がきました。電話で確認すると、更生手続きをしてもすぐには反映されないので、訂正される前の内容で納税通知書が送られること。後日計算しなおしたものを郵送すること。納税期日までに訂正された納税通知書が届かない場合は、とりあえず訂正前の納税額を支払う必要があることがわかりました。


役所の縦割りの体質を考えると妙に納得してしまいました。

支払って、返金することが最初からわかっていても返金の手間は惜しまず、

他部門に申し送りをして個別に対応するという手間を惜しむのですね。


きっと、自分で冷や汗をかいた経験は忘れることはなく、申告の仕方について

お客さんに聞かれてもこれに関してはわかりやすく、説得力のある説明ができそうです。


今はネットで申告の仕方なども調べればわかるようになっていますが、

窓口に行って聞きながら書くのが間違いないですね。



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